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花粉症の鼻水対策

花粉が飛散する時期に、花粉対策用のマスクをする方が増えてきました。もうこの時期の「マスト・アイテム」ですね。高機能な商品が色々とあります。

そして、鼻水でお悩みの方の必需品と言えば、やはり、ティッシュになるかと思います。手放せない方もいらっしゃることでしょう。

フィギュア

ところでティッシュで頻繁にハナをかんでいると肌荒れする場合がありますよね。鼻や唇と鼻の間の皮膚が炎症を起こしたように赤くなる場合があります。

ひどくなってくると、痛みを感じたり、皮膚がかぶれたような感じになる事もあり、ハナをかむ事が苦痛になります。

ティッシュー

ひんぱんに使用するモノなので、
肌に優しいソフトな感触のティッシューを選びたいものです。

近年、愛用者が増えていてオススメなのが、保湿性の高いティッシューです。

製造メーカーによって呼称が異なりますが、一般的には保湿ティッシュと呼ばれる事が多いです。

ちなみに、ウエットティッシュー製品とは少々異なります。

保湿ティッシュ

パルプ素材の紙に、普通のティッシュの、約2倍あまりの水分を含ませたものです。

長期間、水分量を保持するために(蒸発防止として)、グリセリン、ソルビットといった保湿成分が配合されています。美容・芳香成分が含まれている製品もあります。

ウエットティッシュ

レーヨンや合成繊維の不織布に、水分を含ませたものです。濡れティッシュとも言われます。

主に手拭き等の目的で開発されており、衛生面・安全面・機能面を高めるために、防腐剤、保湿剤、洗浄成分などが配合されています。

ハナをかむ女性

おすすめの保湿ティッシュ

調べてみるとそれぞれのメーカーが、創造と工夫を凝らして肌に負担がかからないような商品を開発しています。ティッシュの世界も、なかなか奥が深いのですね。

では、通販されている幾つかの、代表的なブランドの保湿ティッシュをご紹介します。

保湿ティッシュ/河野製紙株式会社

1993年に製法特許を取得している、保湿ティッシュ・メーカーの代名詞的な存在。世界で初めてこの種の製品開発に成功したそうです。社長氏自身が花粉症に悩んでいた事をきっかけに開発されたとの事。ペーパーアプローズ、ピーエイドシルク、ペーパーアヴォンリー他、多数の商品がリリースされています。ポケットティッシュも通販されています。

河野製紙
クリネックス ローションティシュー/日本製紙クレシア株式会社

同社の花粉症対策に適した保湿ティッシュの製品名は「ローションティシュー」と言います。保湿ローション配合によりしっとり感を実現。グレープフルーツの香りがするアロマローション・ティシューもおすすめ。

日本製紙
エルモア ローションティシュー/カミ商事株式会社

ピュアパルプ100%、保湿成分(CoQ10)が配合されています。鼻に優しく肌触りはしっとり。ボックスのデザインを含めて、女性を意識した商品開発がおこなわれています。

カミ商事
ネピア「鼻・肌セレブシリーズ」 /王子ネピア株式会社

商品名にインパクトがありますね。風や花粉症の時のハナかみによる肌荒れを緩和する、うるおいのある保湿ティッシュです。天然グリセリン、ソルビット等が配合されています。なおトイレットペーパータイプもあります。

王子ネピア
エリエール ローションティシュー ウフ/大王製紙株式会社

皮膚の保湿に効果を発揮するヒアルロン酸の成分を配合しています。まるでコスメみたいですね。紙の面はエンボス加工(凸凹状)されており肌に優しく触れます。ポケットティッシュ製品も通販されており携帯にオススメです。

大王製紙

保湿ティッシュは甘い??

ティシューの箱

全ての保湿ティッシュが、かならず甘いかどうかは分かりませんが。

  • グリセリン(グリセロール)
  • ソルビット(ソルビトール)

これらの成分を含んだティッシューを舐めると、甘いと感じる事があります。

グリセリンは、アルコール系の無色水溶液。石油由来・天然由来があります。無臭で吸湿性(保湿力)が高いのが特性で、化粧品や医薬品などにも使われています。

ソルビットは、植物(特にジャガイモ・トウモロコシ)のでん粉(ブドウ糖)を材料とする水溶性の物質です。吸湿性があり、食品添加物として、また化粧品や医薬品などにも広く使用されています。

「甘いかな?」と、ペロっと舐めるぐらいならば、害は無いでしょう。

花粉症の症状が出やすい季節や時期

杉の木と女性のクレイ模型

近年、花粉症に悩む方が年々増える傾向にあるのは、自然環境の変化と、私たち人間の生活の変化とが関連しているそうです。

そう言えば数十年前、私がまだ子供だった頃には、アレルギー性鼻炎はよく耳にしましたし、実際、私も毎年のように鼻炎だと診断されましたが、花粉症という疾患名を耳にするようになったのは、かなり大きくなってからだったと記憶しています。

様々な環境の変化によって花粉が飛散しやすくなった。そして、食生活や住環境等の変容によって、わたしたち人間の抗体が弱くなりアレルギーが出やすくなってきた・・・という事かもしれません。

しかも大人・子供にかかわらず発症します。また後述の「コップの水」の喩え話のように、それまで自覚症状がなくても、いきなり発症するケースがあります。

現在は大丈夫の方でも、花粉症になる可能性があるという事ですね。

花粉症の季節と言うと、まずは、早春~春の時期が思い浮びます。スギやヒノキが花粉を飛散させる代表的な植物です。

秋の時期にも、ブタクサ、セタカアワダチソウ、ヨモギ他の花粉が飛散し、アレルギーを引き起こす原因となり得ます。

なお、スギやヒノキ等の花粉は、1月ごろには飛び始めるそうです。ですので、秋から春にかけての時期は要注意と言えそうです。

年中、何かしらの植物が常に花を咲かせます。春の季節だけがキケンと言う訳ではないようです。

おもな症状とメカニズム

はなをかむ男性

花粉症とは、樹木や雑草などの植物の花粉が目、鼻、口などに入ってきて、アレルギー症状を引き起こす疾患です。

具体的な症状としては、目が痒くなったり涙が出たり、くしゃみが止まらなくなったり、鼻水が出たり、鼻が詰まったり。喉がいがらっぽくなったり痛みを感じたり・・・と様々です。腫れや発熱が発生する方もいらっしゃいます。

疾患的・症状的にはアレルギー性鼻炎に分類されます。春や秋などの一定の季節に症状が出る場合が多いので、季節性アレルギー性鼻炎とも言われるようです。

ちなみに個人的には子供の頃、気管支がデリケートだったためか、毎年春頃になると鼻炎の症状が出て、耳鼻科のお世話になっていました。それが春先の恒例でした。

花粉症は、それまでなんともなかった人でも、いきなりその症状が表れる可能性があることがあります。ちなみに発症のメカニズムについては、「コップの水」にたとえて説明される場合があります。

花粉という異物(抗原/アレルゲン)を体内に取り込んだ時、抗体(体内のタンパク質)が反応して体外に排除しようします(免疫反応)。そして、徐々に抗原及び抗体が増えて免疫反応が過剰になりすぎると、辛い症状(アレルギー)が顕在化する場合があります。

これを喩えると、コップが「からだ」で、水が「花粉~抗原/アレルゲン」になります。

コップ(からだ)と水(アレルゲン)

コップ(からだ)に水(抗原)を注ぎ込んでいくと、徐々に容量に余裕がなくなり、いつか容量いっぱいになって溢れかえってしまう時(アレルギーの顕在化/発症)がやってくる、という訳です。コップの容量は人によって違うので(でも体格ではありませんよ)、どのくらいの期間を経てアレルギーが酷くなるかは、個人差があります。

ちなみに最近では、遺伝子との関連性も指摘されているようです。つまり、もともと発症しやすい体質の人がいる・・・という考えです。

改善・対策♪参考リンク

花粉バスター
ある青年がアメリカ西海岸生活で会得した、病院や薬に頼らず、1日僅か5分間の実践で、自宅で症状の改善が出来る、スッキリ克服プログラム。

魔女の帽子
空気の流れを作り出し、そのエアーバリアによって、目・鼻・口への花粉の侵入を防ぐ効果が期待出来る帽子です。実用新案&意匠登録。テレビの情報番組でも紹介されたとのことです。。

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